かってにドラマ星取表

昨秋あたりから、毎週(ほぼ)リアルタイムできちんとドラマを観る、という古典的な習慣にはまっている。
で、その内容について翌日のお昼休みに会社の同僚とやいのやいの話し合う、という。わーいわたしOLみたいw
昨クールはNHKカレ、夫、男友達」とテレ朝「DOCORS〜最強の名医〜」に、言わずもがなカーネーション、たまに相棒、という程度だったのだが、今期はもうドラマ中毒っぽくなってきていて(OLみたい)もっと多い。
各作品やっとエンジンがかかってきたところな今、1回目から観たものに関して記述しておこうとおもう(`・ω・´)

●フジ「ラッキーセブン」
→新感覚月9、らしい。探偵事務所という設定、人気個性派揃いのキャスティング、スタイリッシュな演出、もちろん嵐が主題歌と確かに素晴らしい。こういう群像ヒーローもの、フジはさすがにうまいなあといつも感心させられる。とにかくスタイリッシュー!
松潤はかっこいいし、洋ちゃんいい味だしててかわいいし、仲さんは安定の個性派ぶり。えいたなんかもファンにはたまらんのだろうなあ。肩肘張らずに楽しめてよいのですが、そのせいか別に観忘れちゃってもいいかなという感じになってしまうw
かく言うわたしも2回目を見逃し、そこから別にいっかなーとなって今に至る。要するに早々と脱落しましたw
テレビ誌あたりの話だとここから大きな問題に巻き込まれていくらしいのだが…うーむ。タイミングが合ったら観ようかな。ていうかわたし月曜9時はどっちかっていうとTVタックル派なんだよなw

●フジ「ハングリー!」
→あの大森美香が今一番観たい向井理を書く!てことで鳴り物入りのスタートでしたね。もうねー女子の期待っていうか願望っていうか妄想爆発!!!!というかんじ。まず設定からしてオイシイ。おいしすぎるよムカイリ!!!元ロッカーで、ドSでアツい性格で、母親の遺志を継いでフレンチシェフで、試行錯誤ながら眠れる才能徐々に発揮、年上彼女に夢中(ここもまたあざとい)だけどかわいくてうるさくて憎めない客の女の子に惹かれてっちゃう><?みたいなみたいな〜。
あまりにムカイリのためにお膳立てされた設定過ぎて、その時点でわたしはちょっと引いていたw女子の夢をあますことなく実現しているので、ファンには相当たまらんよねこれ。
当初はかなり好意的に観(ようとし)ていたのですが、そこにムカイリの演技が追いついてこなかったので(超失礼)1話目で脱落してしまいました(´・ω・ `)すみませぬ…
けど世間的には視聴率もそこまで悪くないらしいので、やっぱり世の中の女性にはたまらんのだなあと思います。ちなみにわたしは22時代は基本報ステ(ry

●テレ朝「聖なる怪物たち
→前クールのDOCTORSが大変面白かったので、思わず続投。キャスティングが地味にすごいい。で、観てみたら、ふむ…なるほど…代理母出産とな・・・。予想以上に重い&エグい昼ドラ展開だったので、ちょっと引き気味な初回でしたw
けどこういうどろっどろ展開がやめられないとまらない〜なのも事実。ちょっとでも見逃すと伏線を見落としてしまいそうになるので、結果的に見続けることにした。…ら、あらあら2回目から怒涛の展開!!みんな悪い人に見えて気になりすぎるw
ただ気になるのは、肝心の主役・岡田将生の存在がまるでアナザーストーリーになってしまっているところ。正直岡田くんのシーンを全部カットしても物語展開に全く支障がないw このままだとむしろ岡田くん主役がごり押しのように感じられるほどなのですが、まあ凄まじくイケメンだからいいや← いやほんとうにかっこいいんだよーー。今まで気にしたことがなかったのだけど、こうやってまじまじと観る機会があると…いやあいいですねww ちなみにラパンのCMも好きだ!!!
しかしこの一見蛇足(って言わせるようなのは本当はドラマとしては終わってるんだけどw)に見える主人公の成長物語も、段々と‘命、母性とは何か’を考える上で重要なファクターになっている感もあり。ここをうまく絡めつつ、本題の代理母問題の渦にじわじわ巻き込みつつ、最終的にきっちり全ての伏線を回収してくれればそれはそれはお見事かと思います。期待。


●テレ朝「13歳のハローワーク
→失礼ですがまっっっっっったく期待しないで観た。前作の「11人もいる!」が随所で言われているとおり良作だったので(近年のクドカンには珍しく、最後まで失速しなかったよね。すごい上から目線で言っちゃってるけども。だって「泣くもんか」あたりの荒さの衝撃たるや……(´・ω・`)ひとまず、11人もいるはよかったよかった。)、それに比べると落差がありすぎるww 
が。観てみたら意外に、というか結構面白かった。タイムスリップ設定とか、もはや古典芸なんだけど使い方が割と自然。映画のバブルでGO!をさらに詳細化して観てるかんじでおもしろいです。30代の人はちょっとノスタルジーに浸れるかもwぎりぎりバブル生まれ、物心ついたときには景気は悪いものとしか知らない、ような私たちの世代が観ても新鮮。というかこの時代は現代にまだ近すぎるから、最も古臭く感じるのだよなー。それが新鮮なのかなと思う。
展開は毎回そうくるか!うまいなー!っていう落としどころをつけてくるからすかっとする。それもドラマ的なご都合主義満載という感じではなくて、結構現実的。未来はそんなに変わらないし、勝ち組は勝ち組のままで負け組は負け組のままだったりする。でもその中で、13歳のときに経験した職業観や人生観が根底に生きていて、いろんな生き方をしていても大切に貫いている思いとか夢があって今に至るんだよ、っていう結末にもってくる。のが、絶妙にうまい。
結構するするっと観られてしまうのだけど、良くも悪くも1話完結方式なので実はまだそんなに観ていない…。必死の継続視聴はしないけど、その時間テレビの前にいたら観る、というスタンスです。

●テレ朝「妄想捜査〜桑潟幸一准教授のスタイリッシュな生活〜」
→いい意味でもわるい意味でも、テレ朝深夜ドラマの王道というかんじ。いかにもこの枠というような。
悪くないし、ちょいちょい挟まれる小ネタもおもしろいし、キャストもフレッシュではまってるとは思うんだけど、ちょっと・・・つかれるw 金曜ナイト枠だった方がまだ観られたかもしれない…。日曜の夜にこれはきついかなーというかんじ。おもしろいんだけどね。なんだかもったいない。
というわけで1回目で脱落。


●TBS「恋愛ニート〜忘れた恋の始め方〜」
→普通だったら観ない系のそれwだけど、蔵さんが出ているということでとりあえず観てみた。爆笑田中とか市川美日子とかさりげないキャスティングがいいなあとも思って。
結果、とりあえず毎週楽しみに観ているw 金曜日の開放感にもぴったり。演出が新しいんだか(モテキばりのミュージカル風とか)クラシックなんだかよくわからんのだけど、これはきっと、トレンディなものを観て育った世代が今新しく恋愛をするという気分の様相をうまく体現しているのだろうと好意的解釈しております。もしくはトレンディのオマージュというか皮肉と言うかなんというか。とにかくかつての恋愛様式(って何だ)が既に通用しなくなっている現代で、ある程度年を重ねて社会的地位もある人間たちが今一度本気で恋愛しようとするとどうなるか、っていう有り様を描いている。そうそうこのドラマって金妻の枠だしねそういえば。
個人的には爆笑の田中がヒット!いい!かわいいー。蔵さんはもちろん素敵(劇中は嫌な奴だけど!でも憎めない)なんだけど、田中の臆病だけど優しい感じにきゅんです。りょうとうまくいくのかなー!わくわく!
あ、ただ、なんか変にスタイリッシュにしようとしているフシがあるのか、ところどころマリー・アントワネット(映画)のサントラを使っているのはなんでなんだw うーむ。オリジナルとかのほうがいいとおもうんだけどなあ。


●TBS「運命の人」
山崎豊子作品安定の欝展開w もう既に日曜日の夜に観るのが耐え難くなってきているぜ…ただでさえ休日の終わりと言う失望の真っ只中にこのようなじめっとしたお話は結構きついww けど観てしまう…。クライマーズ・ハイや、NHKのグリコ森永事件のドラマなどなど記者モノは個人的にかなり胸熱です。あのめまぐるしく激動する世界社会と、記者という男社会のセオリーが交錯する緊張感がたまらない。しかも本作はどろりとした男女の関係も滲んでいる…。これは相当濃いw
新聞の黒歴史たる西山事件がモデルで、実在の人物を想起(というか明らかその時代の当事者たち)させるので、そこをじっくり追ってみるのもまたいとをかしな感じ。時代も時代なので、現代社会のようなスマートさがないわけですよ。それがまたひとつのしがらみとして映って、いかにもTBS日9!北大路欣也!ていう重厚さが醸し出されております。
実際の事件は、このまま泥沼展開で主人公の弓成にあたる人(西山さん)が名実ともにどんどんと堕ちていくわけですが、そこをフィクションとしてどう救いのある展開にもっていくのか(はたまたいかないのか)。
わたしは原作を読んでいなくてネタバレしてないので、とりあえず今後も継続して観ようと思う。すっごいつらい気持ちになるけど、もしかしてそういうときのお口直しのための妄想捜査なんだろうかw
しかし、あれだよな。劇中でも言われてたけど、危なっかしい若手議員にあんな風にソース渡しちゃうのは三流だとおもうよ。ほんとに。他でどんなに優れた取材をしていようとも、です。



うわーーーーーーかいてて相当長くなってしまた!
これから作品内容が展開していったら、また書こうかなとおもいます。
最終的に何作品残るのだろう・・・w
ていうか星取表のくせに採点一切なしだった!  まあいいかー。