福岡南央子のデザイン ※何度も言うけどステマではない


おそらく大学2年生くらいのころ、ドはまりして愛飲していた飲み物がございます。



これ。世界のkitchenから・とろとろ桃のフルーニュ。
基本的にお店で飲み物を買うときはお茶か水だけなのだけれど、これを見たときは速攻パケ買いだった。というか確か、当時まだ flowerの店員さんだった池田泉ちゃんがブログで紹介していて、その画像を見てすぐさま近所のコンビニに買いに走った記憶がある。

在宅の人間を光の速さで購買に走らせるほどのこのパッケージ。なんだ。すごい。かわいいいいー。色味といいロゴといい大体「桃をとろとろ煮詰めたのみもの」というコンセプトが超絶かわいい! し、味も濃厚ですこぶるおいしい。
ジュース(?)だけどこれならわたしでも毎日のめる!!と思って以降コンビニに行く度よく買った。


それからいろーんなお味が出て、その度(炭酸でない限り)だいたい試して、それぞれやっぱりおいしかった。好みの問題もあるだろうけれ ど、わたしは軒並みおいしいなーよくこういう飲み物を見つけ出してくるなあ、と感動した。

http://www.beverage.co.jp/kitchen/ad/index.html
東京にいくと中吊りでもよく見かけた。いちいちかわいい。



で、最近になってまた新しいものが発売されているのを見かけ、そういえばこのデザインは誰のものなのだろう、と不意に気になったので調べてみた。

http://www.draft.jp/ad/fukuoka_naoko/index.html
この方でした。
RAFTのアートディレクター・福岡南央子さん。
ページ見ててはっ!とした。本が好き!もこの人か!!!

全体を通して少女っぽい可愛さと、洗練された色味がすてき。
サイトのデザイン自体もいいなーと思ってずっと見ていたら、あれじゃないですか、DRAFTって、シアタープロダクツのアートワークもやっている会社さんなのだね。どおりで、すごい好きな感じだと思った。シアター好きなの。

こう、いわゆるパケ買いというか、購買をそそるビジュアルを創りだすってすごいなとつくづくおもう。この間のミスチルの話然り。それを生業にしているから当たり前といえばそれまでだけど、それでも、その提案を良いと感じて受容する購買者が一定数いるというこの呼応がそもそもすごいなあと。世間がいいと思うもの、必要とすることにきちんと与えていける感受性が素晴らしい。ほんとマーケティングの妙だよなあ。

ちなみに最近、これまたキリンから「キリンの泡」という素敵なパッケージの素敵なのみものが出ていて(しかもCMが堺雅人!!!)、これもデザインいいなーと思った。福岡さん??と思ったけど、どうやら違う模様。けど可愛い。炭酸が飲めないのがつくづく残念。

とここまで色々書いてきたけれど、決してキリンのステマではないw
書いた商品がたまたまキリンのもののみになってしまったのだけれど、つまるところキリンさんのそういった戦略がお上手と言うことに尽きるかとおもいます。って言うのが既にステマっていうかもろマになってるわけだけども、いいものはいいよねー。
今度コンビニにいったら世界のkitchenからを買おう。