power of love

寒くなると途端にaikoが聴きたくなる。
重いことも往々にしてあれど、aikoの歌詞がとても好き。
aikoの音楽は、いつもどこかの恋愛にぴったりと寄り添っている。気に入っているフレーズなど、おぼえがき。

憧れを愛に変えたとき 何かが破れて壊れた
胸をえぐる赤いランプが…
でも誰が悪い訳でなく ただ臆病だっただけと
言い聞かせて あたし強く涙を拭いた
(赤いランプ)

声もぎこちないキスも運命と感じた時も
壊れぬようにと抱いたあなたの誰も知らない心を
いつまでも守りたかった
あたしだけが動けない
(白い道)

今夜は眠れないかもしれない ずっと離れたくないからね
夢でも闇でも一緒にいたいんだけど だめだったらどうすればいいの

目の前に広がる今だけの世界 ここはあなたとあたしの幸せの中だろう
ぼやけた向こうに見える顔
泣いてしまうなんて勿体ない 泣いてしまうなんて勿体ない
(Aka)

逢いたい逢いたい逢いたいと強く願ってれば
なんとなく届く気がしてならないのです 
雲は白リンゴは赤

言ってくれなかったのはあたしの事少しだけでも
好きだって愛しいなって思ってくれたから?
(二時頃)

いたずらは許して
あなたに構われるが為にここに来てるようなあたしを
もっと見つめていて
あたしきっと上手になって 香りある女になるから だから
(傷跡)

「明日あなたがいなくなって あさって心変わりして
いつか嫌いになられたら?」
愛の病

その先は言わないで聞きたくない
(アスパラ)

何億光年向こうの星も 肩に付いた小さなホコリも
すぐに見つけてあげるよ この目は少し自慢なんだ
時には心の奥さえも 見えてしまうもんだから
頬は熱くなって たまに悲しくもなった
アンドロメダ

落ちぬ取れぬ消えぬあなたへの想いは正に
体中の落書きみたい
こすって赤く腫れてしまうから今すぐ
その手でぎゅっと強く包み込んで

始まりしか知りたくない終わりなどいらない
あなたの胸にあたしをしまい込んで
(彼の落書き)

例えばあなたが泣いたなら気持ちを重ねて抱きしめて泣きたい
胸を張っていつでもこの気持ち
あたしはサラリと歌いこなす準備してます。いい?
(終わらない日々)

そうやっていつも突然やってきて
生ぬるい優しい言葉はいらないです
そして気が付くとまたいなくなって
あたしまた泣かなくちゃいけないじゃない
あたしを怒らす事泣かす事それだけは
あなたの特権として許してたけど
あなたに今逢いたいのにいつもいなくなるんだね

何してんの?
(心日和)

どこか理解している だったなら面倒臭い事
毎日ため息つくだけに息を吸うなんて

なんだか心が痛いと全部をダメにした様だ
悲しい不安な気持ちに
あぁなんて嫌な夢だと笑ってしまえればこんな狂おしい想いも知らずに
茜空が涙を誘う 切れた電球は耳元で振れば
小さな音でさようなら
(冷たい嘘)


ちなみに、シャッターがいちばん好き。
アルバム「彼女」がでたときから、ずっとずっといちばん好き。曲も、歌詞も。

あの日のさよなら言い出したあたしの腕を掴んだ時
あなたに向かってゆけたらと今更下唇噛んだ

恥ずかしい顔で格好悪いキスをした
平気なフリして震える足
心のシャッター押して忘れないように
胸の端っこに刻んだの

逢えない訳じゃないけれど 今は逢いにゆけない
もう少し自分を見つけたら電車に乗って橋を越えて

切りすぎた前髪右手で押さえて少し背を向けた
嫌われたくないから
うつむくあたしをからかったあなた
今も変わらずに元気でいますか?

あなたとあたしの目の奥に生きる二人が
同じ笑顔であります様に…


しあわせな曲よりも、やっぱり別れの曲のほうが人の心に響くというのは本当だとおもう。
しあわせなときほど別れの曲を書いちゃうって言ってたのは誰だっけ。晴一か昭仁のどちらかだったとおもうんだけれど。



彼女

彼女