ギャンブル/椎名林檎

今でこそ洗練されてきらびやかなイメージであるけれど、
出現当初の椎名林檎と言えばまるっきりの際物系解釈ばかりがされていました。
メンヘラ御用達と言うようなイメージも今よりずっと深かった。


体調を崩してしまい、そんな中聴く初期〜中期椎名林檎は特に染み入るものがある。
「平成風俗」を中古で安く買えたので、最近車の中でよく聴いています。


「この世の限り」はもちろん良い曲で思わず口ずさんでしまうのですが、なぜか今回いいなーと思ったのは「ギャンブル」だったよ。




帰る場所など何処に在りましょう
動じ過ぎた
もう疲れた
愛すべき人は何処に居ましょう
都合の良い答えは知っているけど

声を出せばどなたかみえましょう
真実がない
もう歩けない
灰になれば皆喜びましょう
愛していたよ
軽率だね




…そりゃメンヘラとも言われるだろうよ…w
と歌詞を読みながら改めて思ったが、やっぱり弱っているときとかは妙に染みてしまう。
「軽率だね」のパンチ力と言ったら無い。



平成風俗(初回限定盤)

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